2012年2月4日

HDDのデータ末梢

家に余っているPCパーツを売るにあたって、HDDのデータ消去をすることにした。

データ消去のフリーソフトを検索してみたところ、下記のツールが出てきた。

ソフト コメント
wipe-out 有名っぽい。bootして実行するタイプ。
DESTROY これもbootして実行するタイプ。
File Shredder Windowsで起動するタイプ。

どれがいい悪いというのはわからないけど、メディアに焼いたりPCリブートするのが面倒なのでWindows上で起動できる File Shredder にしました。


左のメニューにいろいろありますが、2ブロック目にある「Shred Free Disk Space」を実行。
たぶん空いてるスペースを初期化するのでしょう。事前に削除するディスクからファイルを削除しておくこと。(ゴミ箱からも消し去ることを忘れずに)


消去するディスクと消去アルゴリズムを選択する。


アルゴリズムはいくつか用意されてるようですが、デフォルトの D0D 5220-22.M を選択。
ちなみに DoD 5220-22.M とは・・・
全てのマッピング可能なセクタに何らかの文字で上書きを行った後、その補数の文字で上書きを行い、さらにランダムな文字コードで上書き処理を行う

wikipedia「データの完全消去」より抜粋
簡単に言うと、異なるパターンで3回上書きして徹底的に消してやるぜー!ってことらしい。


次に行くと「Start」ボタンを押すだけ。


やってるやってる。ひたすら何か書き込んでるようです。


対象のドライブには $clean_tmp フォルダが作成されます。


フォルダの中身。2GBくらいのファイルが作られていきます。
これでディスクの空スペースを全部上書きするっぽい。


待つこと70分ちょっとで終了。
ちなみにディスクは2.5HDD IDE 120GB でしかもUSB接続なのでだいぶ遅いですw

完了後に復元できないことを確認しましょう。これまたフリーの DataRecovery を使用します。


中身を見てみると、消去時に黙々と作成していたファイルが見えました。(さっきのHDDは取り外したため、別のHDDです)
そう簡単には復元できそうにないので、とりあえず消えてると判断してよさそう。

これで心置きなく売却できます!

でも、NTFSでマウントしたうえで上書きしてるので、より完全な消去にはbootするタイプのものを使った方がいいような印象。技術的な理由はありませんがw フォーマット形式によっては何らかの情報を管理下に置いている可能性もありそうな、なさそうな。。。

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